周りの人に気を使って疲れてしまう繊細さん
職場や学校、親しい友人でも長時間一緒にいると疲れてしまうことはありませんか?
繊細さんは相手に気を使ってしまい、こんな事を言ったら気を悪くしてしまわないか、プライドを傷つけてしまわないか考え過ぎてしまいまいます。
そして、心も身体も疲れてしまい家に帰るとぐったりしてしまいます。
他人が叱られているのは自分のせい
職場や学校で誰かが叱られていると繊細さんは、自分のせいではないかと気になってしまいます。
特に自分が知っている人や友達が叱られていると気持ちがざわつきます。
何の根拠もないのに、あの時私があんな事を言ってしまったから叱られているのではないか、本当は私が叱られるはずなのかもしれない。などと思い込んでしまうことはありませんか。
繊細さんは叱られる声を聞くと、身体が硬直してしまい恐怖を感じてしまいます。普通の人には何でもないことが、繊細な心で感じてしまいます。
このようなひとは、心が優しく繊細です。
考えすぎてしまう
人と話しているとき、この人は本当は違う事を言いたいのではないか。本音は別にあるのではないか。と思うときはありませんか。
繊細さんは相手の気持ちを考え過ぎて話が続かない、何を言えばいいか分からなくなってしまう事があります。
繊細さんは一瞬で相手の表情に反応していまい、話がつまらなくて退屈ではないか、私のことが嫌いなのではないかと思ってしまいます。そう思ってしまうとだんだん疲れてしまい、人と会うことが辛くなってしまいます。
音や匂いが気になってしまう
繊細さんは人の多いところで長時間いると、気分が悪くなったり疲れたりしまいます。また、大きな音や強い光などの刺激にも反応してしまいます。
繊細さんは誰も気にしないような小さい音や匂いにも敏感です。
いろいろな外からの刺激に晒されると、とても疲れてしまいます。そういう時は、ひとりで静かに過ごせる場所に籠りたくなります。それは繊細さんにとって心の安定には必要なことです。
繊細な心の対処法
繊細さんは、芸術に触れると心が大きく動かされる事があります。美しいものや風景を見て感動してインスピレーションが浮かぶ事もあります。それは、繊細さんが感情豊かだからです。
繊細さん(HPS)は、病気や障害ではなく生まれ持った特性です。疲れたらひとりで過ごせる場所を作ったり、お誘いも何回かに一回断ったりするなど、自分の行動や環境を変えるなどする事で対処できます。
自分自身の心を守るために我慢はしないようにしてください。